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Case study

修理事例

2022.02.28

-CHANEL(シャネル)/マトラッセチェーンバッグ/カビ染み修理-

こんにちは。

 

革製品修理のleather repair sincera(シンセラ)です。

 

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

 

実際の革製品の修理実績をブログを通してご覧頂くことにより、

 

ご安心してお見積もりを出して頂けるように情報をお届けして参ります。

 

 

今回は、CHANEL(シャネル)のマトラッセチェーンバッグのカビ染み修理についてご案内です。

 

◆革バッグの大敵!カビ。

 

革バッグは長持ちするアイテムですが、

 

日々のお手入れや保管方法にはちょっと気を遣う必要があります。

 

バッグにカビが生える原因は?

 

カビは「湿気」と「汚れ」のある環境を好みます。

 

バッグに埃や手垢などがついた状態で、

 

湿気の多いクローゼットや押し入れなどにしまってしまうと

 

汚れをエサにカビが繁殖してしまいます。

 

しかも!革素材のものは汚れがついていなくても

 

革自体がカビ菌のエサになるので湿気さえ条件が整えば繁殖してしまいます。

 

時間が経つほど落としにくくなってしまうので、

 

もしカビが生えているのを見つけたらすぐに対処しましょう。

 

自宅でできる対処法は?

 

カビが生えているのを発見したら

 

1.水気をきった濡れタオル

2.乾拭き用のタオル

3.革製品用の保湿クリーム

4.布(コットン地の着古したTシャツなど)

 

こちらの4つのアイテムを用意してください。

 

ステップ1.

水気を切った濡れタオルで抑えるように優しく拭き取る。

※乾いたタオルで拭いてしまうとカビが空気中に舞ってしまうので注意です。

 

ステップ2.

バッグがしっかり乾くまで天日干ししてください。

太陽光は殺菌能力に優れているため、カビ菌の殺菌や除菌に効果的です。

※10時〜14時の紫外線が多く降り注ぐ時間帯がおすすめです!

 

ステップ3.

革専用の保湿クリームをバッグ全体にまんべんなく塗り込んでください。

着古したTシャツなど柔らかい布で薄く均一に塗り広げてください。

 

ステップ4.

最後にクリームを塗ったまましまってしまうとカビが再発する原因となってしまうので

最後に乾拭きをしてからしまうようにしましょう。

 

※たまに、アルコールや消毒用エタノールで拭いても大丈夫と記載しているサイトがありますが

色落ちする可能性が高いので、絶対にやめてください!

 

まだカビが生えたばかりの場合は、上記の方法で対処ができますが

 

困ってしまうのが、カビが生えてから時間が経ってビのシミがついてしまった場合…

 

そういった場合は、ご自身で修復することは難しいので

 

ぜひ、革修理専門店へ修理依頼いただくことをおすすめします💡

 

◆今回のご依頼

 

今回はカビが生えて時間が経ち、染みができてしまった

 

CHANEL(シャネル)マトラッセチェーンバッグの補色修理のご依頼いただきました。

 

Before After

 

深く浸透してしまったカビは表面を拭き取れても

 

染み込んだカビやカビ染みは除去することはできません。

 

そんな場合は、補色を行うことで綺麗に隠すことができます。

 

今回のお品も、補色を行うことにより、多数の染みも無かったことに!

 

綺麗な状態になり、また使えるお鞄になりました。

 

これからも沢山使っていただけると嬉しいです。

 

ご依頼ありがとうございました!

 

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leather repair sinceraではあらゆる種類の革製品の修理を承っております。

 

お客様の使い方やご要望、ご予算などによって、

 

革修理専門店ならではの様々なご提案をさせて頂きます。

 

まずはお気軽にお問い合わせください。

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