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2023.05.13
こんにちは。
革製品修理のleather repair sincera(シンセラ)です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
実際の革製品の修理実績をブログを通してご覧頂くことにより、
ご安心してお見積もりを出して頂けるように情報をお届けして参ります。
今回はHERMES(エルメス)のべアン アリゲーター マット加工の補修のご案内です。
◆HERMES(エルメス)アリゲーター
エルメスのアリゲーターは
アメリカのミシシッピ川流域が原産地となるワニ革素材です。
ワニ側の中では唯一、穿孔(せんこう)という点状の模様がなく
他のエルメスのエキゾチックレザーの
【ポロサス】や【ニロティカス】よりも斑目が大きいのが特徴です。
また、めのうで磨いた“リセ仕上げ”という光沢のある仕上げと
ウールのフェルト素材で機械的に研磨しマットに仕上げた
〈アリゲーターマット〉と呼ばれるマット仕上げの2種類あります。
マット仕上げはスタンダードなアリゲーターとは
一味違う質感が楽しめます。
◆今回のご依頼
今回はそんなHERMES(エルメス)アリゲーターマット仕上げが施された
べアン(お財布)の補修依頼をいただきました。
所々スレにより赤っぽい色が出ています。
折り目部分はやはりダメージを受けやすいですね…
せっかくの上質なお財布なので
これからも長く気持ちよくお使いいただけるように
しっかり補修させていただきました。
【Before】 | 【After】 |
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ご依頼主様からも「マット仕上げ」を再現できるか
事前にご相談をいただいたのですが、
艶感は調整することができるのでご安心ください。
写真を撮り忘れてしまいましたが
コバも経年劣化で剥がれたり歪んでいたので
ご提案の上、併せて補修させていただきました。
これからまた長くご愛用いただけると嬉しいです。
この度はご依頼ありがとうございました。
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leather repair sinceraではあらゆる種類の革製品の修理を承っております。
お客様の使い方やご要望、ご予算などによって、
革修理専門店ならではの様々なご提案をさせて頂きます。
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