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2023.06.16
こんにちは。
革製品修理のleather repair sincera(シンセラ)です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
実際の革製品の修理実績をブログを通してご覧頂くことにより、
ご安心してお見積もりを出して頂けるように情報をお届けして参ります。
今回はHERMES(エルメス)ピコタンロックのスレ・色補正のご案内です。
◆HERMES(エルメス)ピコタンについて
ピコタンはHERMES(エルメス)から2003年に発売された
比較的新しいラインですが
名前の由来は中世フランスまで遡ります。
中世フランスでは、馬や牛の餌を入れる
ボワソー升(約12.7ℓ)の4分の1を示すのに“ピコタン”という単位を用いていました。
また、オープン型のシンプルなデザインは
牛や馬が歩きながら餌を食べられる
バッグの形を参考にしていると言われています。
馬具工房として創業したHERMES(エルメス)らしいデザインですね。
◆今回のご依頼
今回はそんなHERMES(エルメス)ピコタンロックの
スレ、色補修・コバ再生のご依頼をいただきました。
素材として使われている牛革「トリヨンクレマンス」は
傷が目立ちにくく、柔らかいという特徴をもっていますが
やはり長年愛用していると
スレや色落ち、コバの割れなど避けられません。
【Before】 | 【After】 |
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角スレも解消され
可愛らしいピンク色に全体が統一されました。
コバも塗り直したので耐久性もバッチリです!
この度はご依頼くださりありがとうございました。
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leather repair sinceraではあらゆる種類の革製品の修理を承っております。
お客様の使い方やご要望、ご予算などによって、
革修理専門店ならではの様々なご提案をさせて頂きます。
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