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2024.02.23
こんにちは。
革製品修理のleather repair sincera(シンセラ)です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
実際の革製品の修理実績をブログを通してご覧頂くことにより、
安心してお見積もりを出して頂けるように情報をお届けして参ります。
今回はLOEWE(ロエベ)長財布 の
スレ・色褪せ・塗装補修の施工事例をご案内いたします。
◆LOEWE(ロエベ)のロゴについて
LOEWE(ロエベ)は1846年にスペイン・マドリードで創業しました。
当初はLOEWE(ロエベ)という名前をそのままロゴマークに使っていましたが
1970年にLOEWE(ロエベ)の頭文字の“L”を筆記体にし
4つ組み合わせて作られた【アナグラム】が登場しました。
また、このロゴマークは「最高級レザー品質保証のクオリティーマーク」という意味をもち
このロゴが入っているだけで最高品質のものだと証明されるのです。
長年アナグラムロゴを愛用していましたが
2013年にクリエイティブディレクターに就任した
ジョナサン・アンダーソンによって2014年にロゴが変更されました。
それが現在使用されているアナグラムロゴです。
初代のアナグラムからベースは変わらないですが
見比べてみると少し違うのがお分かりになると思います。
ぜひお手持ちのアイテムなどで見比べてみてください。
◆今回のご依頼
今回は初代のアナグラムロゴが刻印された
LOEWE(ロエベ)の長財布の補修依頼をいただきました。
ほつれなどはなく状態は良いです。
さすが高品質保証のクオリティーマークが刻印されているお品。
しかし、角などにご自身でレザーマニキュアを塗られたとのことで
元のお色との色差が目立っている状態です。
やはり、馴染む色を市販のアイテムで探すのはなかなか難しいですね。
ということで、レザーマニキュアを除去して
スレを滑らかにし、オリジナルのお色に合わせて
塗装し直させていただきました。
↓ ↓ ↓
【Before】 | 【After】 |
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色差もなくなり
スレも滑らかになったので綺麗な状態になりました!
これからも長くご愛用いただけると嬉しいです。
この度はご依頼くださりありがとうございました。
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leather repair sinceraではあらゆる種類の革製品の修理を承っております。
お客様の使い方やご要望、ご予算などによって、
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