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2022.02.21
こんにちは。
革製品修理のleather repair sincera(シンセラ)です。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
実際の革製品の修理実績をブログを通してご覧頂くことにより、
ご安心してお見積もりを出して頂けるように情報をお届けして参ります。
今回は、HERMES(エルメス)エヴリンの色補正・破れ修理についてご案内したいと思います。
◆エヴリンについて
HERMES(エルメス)の中で最もポピュラーばショルダーバッグといえば「エヴリン」ではないでしょうか。
〈H〉マークがパンチングされているデザインと肩掛けでもカジュアルすぎない上品さは
まさにエスメスの製品だけが持つ魅力ですね。
「エヴリン」はフランス語で「生き生きとした」「気持ちのいい」という意味があります。
その名の通り、革製品でありながら見た目以上に軽く使いやすいバッグとして愛されています。
といことで、今回の修理のご紹介です💁♀️
◆今回のご依頼
今回のご依頼品です。
HERMES(エルメス)エヴリン
素材は定番素材でエヴリンの中で一番人気の高い素材の「トリヨンクレマンス」です。
雄牛の革を使用した素材で、
バーキンやケリーなど定番のバッグや財布など小物類に幅広く使用されている
「トゴ」と比べると目が少し大きく、若干柔らかみのある質感が特徴です。
全体的なスレ・色褪せがあり、角部分のパイピングはスレにより破れている状態でしたので
全体の色補正と破れ補修、メンテナンスクリーニングでご依頼いただきました。
【Before】 | 【After】 |
ご依頼主様のお母様から譲り受けたお品だそうで
元のお色は深い濃紺だったのですが、色褪せにより黒色だと勘違いされているほどでした。
スレ・色褪せが解消され補色によりお色も元の濃紺に戻り、
パイピングの破れもカバーすることにより綺麗な状態になりました!
綺麗になったらご依頼主様のお嬢様へ譲られるそうです。
スレ破れはありましたが、補修すればまだまだお使いいただけるお品でしたので
これからまたたくさん使って頂けると嬉しいです。
この度はご依頼ありがとうございました!
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leather repair sinceraではあらゆる種類の革製品の修理を承っております。
お客様の使い方やご要望、ご予算などによって、
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