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Case study

修理事例

2021.05.24

-COACH (コーチ)/ハンドバッグ/スレ・塗装補修/色の不思議-

こんにちは。leather repair sinceraです。

 

ブログをいつもご覧頂きありがとうございます。

 

今日はの話をしたいと思います。


色・・・


本当にいろんな色がありますよね。


赤青白黒黄色緑・・・


これらに私は日々悩まされています。

 

みなさんもご存知“色の三原色”というものがあります。

 

青緑・赤紫・黄色 この3色を混ぜれば、どんな色もできちゃうというアレです。


(私は光の三原色とごっちゃになってました。詳しくは検索してください。)

 

お客様からお預かりするお品は、実にさまざまな色をしておりまして。


前に同じ鞄の同じ色の依頼がきたから、同じ分量で色をつくれば簡単じゃい。

 

と思っても、色を乗せる方のコンディション(色褪せ具合とか)によっては、

 

いざ塗装してみると同じにならなかったり・・・

 

先日はショッキングピンクを「濃紺」にカラーチェンジしたいというご依頼があり、

 

色を作り塗装したら、元の色が干渉して私はどう見ても「濃い紫」

 

にしか見えなかったのですが、家の人に聞いてみると「濃紺に見える」というのです。


摩訶不思議・・・

 

いやいや、でもどうしても私には納得いかなかったので、

 

色々試してどうにか濃紺にしましたが、

 

色の見え方って本当に人それぞれなんだなぁ、、、としみじみ思いました。

 

一昔前、一着のドレスが「白と金」と「青と黒」と全然違う色に見えると

 

意見が分かれてネット上で大騒ぎ(?)になったのが思い出されます。


(これも気になる人は調べてください。)

 

あと、聞いたことがあるのが、女性の方が色が多く見えるという話。


女性の方が色の波長を捉えることが得意か何かで、

 

例えば、果物のオレンジは男性は女性より赤く見えて、

 

緑の草は女性の方がより緑色に見えて男性は少し黄色がかって見えるらしいです。

 

へぇ〜、不思議。


一緒に同じ景色を見ていても、色の見え方が違うかもしれないんですね。

 

一人で作業しているとどうしても自分の感覚だけになってしまうので、

 

たまに他の人の見え方も聞きながら、お客様に満足いただける補修をしていきたいものです。

 

今回ご紹介するのは、自分史上一番色合わせが上手くいったお鞄です。


お客様からも「独特な青でそれがとても気に入ってます。どうにかなりますか・・・?」

 

とコメントいただいていたので、そりゃあもう緊張しました。

 

(毎度緊張しますが。)

 

あーでもない、こーでもないと色を混ぜていき、

 

上手くいった時はすごく嬉しいですし、お客様に喜んでいただけると更に嬉しいです。

 

色って本当に本当に毎回悩まされますが、実は結構楽しいです。

 

これからもいろんな色に挑戦していきます!

 

 

 

 

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革修理専門店ならではの様々なご提案をさせて頂きます。

 

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